契約前に知っておきたい失敗しないための学資保険の基礎知識。様々な保険から比較検討するための情報をお伝えします。

よくある質問

Q.解約返戻率119%!などと、銀行に預けるよりも保険会社に預けたほうが金利が良いのはなぜでしょうか?

A.保険会社が長い時間をかけて運用しているからです。デメリットもあるので注意してください。

例えばアフラックの 10才払い済みであれば119%台での受取りが可能です。

生命保険の性質上、18年や22年などと長い運用期間がありますので、保険会社が運用して利息をつけてくれるというのが高く見える戻り率の理由ですね。

 ただ、1年あたりに換算すると1%前後なので金融商品としてみるとあまりおもしろいとはいえません。

低金利時代の現在の銀行の定期預金よりはずっとよさそうですし、金利が多くつかない分、金融投資商品に比べるとリスクは低いので計画的に貯金する代わりに利用する方が多いみたいです。

 外貨預金で海外の銀行などで運用するともっと金利がつきますが、為替リスクや他国の政情に対してのリスクがあります。

 長い期間払い続けないと解約返戻金は支払い保険料より減ってしまうリスク(元本割れリスク)があるのでその辺りも考えて検討する必要がありそうです。

各家庭の事情によっては急に大きなお金が必要になってやむなく解約というケースもあるので銀行預金と併用する気持ちで利用するとよいかもしれません。

学資保険のメリット、デメリットをよく理解したうえでご契約をご判断されることが肝心です。

Q.万が一、保険会社が破綻してしまった場合はどうなりますか?

A.「生命保険契約者保護機構」によって、一定の契約者の保護措置がとられます。

「生命保険契約者保護機構」とは保険業法に基づいて平成10年(1998年)12月1日に設立・事業開始した法人であり、国内で事業を行う全ての生命保険会社が会員として加入しています。※共済会社は加盟していないので注意!

生命保険会社が破綻した場合には、破綻保険会社の保険契約の移転等における資金援助、補償対象保険金の支払に係る資金援助等を行います。

保護機構によって、破綻時点の保険契約(再保険を除く)の責任準備金等の90%までが補償されます。

責任準備金等とは、保険会社が将来の保険金や給付金を支払うために積立てているものです。

大雑把ですが、解約返戻金に近い金額と考えられますので、その9割が補償されると考えてよいのではないでしょうか。

補償されるとはいえ、契約の段階でそういったことが起こらない保険会社を選ぶことが重要になりますね。

格付け」と「支払余力の比率(ソルベンシー・マージン比率)」という2つの指標を参考にして検討していただく必要があります。

詳しくはこちら>>生命保険契約者保護機構ホームページ

Q.保険会社の経営状態が良いかどうか知りたいのですが。

保険会社の経営状態を見るための一つの指標としてソルベンシーマージン比率(Solvency Margin Ratio)というものがあり、法律で公開することを義務付けられています。

ちょっと一般的な言葉ではないのですが通常の予測を超えたリスクに対応する余力を示したものが「ソルベンシーマージン比率」といわれるもので、しばしば「支払い余力」と訳されることが多いです。

この数値が200%を下回った場合、原則として金融庁から何らかの監督上の措置(早期是正措置)がとられることとなっていて、数値が高いほど自己資本が多くあり、支払い余力が多くあるといえるのですが、設立から年数の経っていない保険会社は保険の契約数が少ないため、妙に数値が良かったりしますが契約数を伸ばしていけば数値は落ちていくものです。

最近流行のインターネット専用の保険会社の数値が高いのはこのためですね。

会社名 ソルベンシー
マージン比率
アメリカンファミリー生命保険会社 919.30%
AIGエジソン生命保険株式会社 1363.00%
オリックス生命保険株式会社 1404.10%
住友生命保険相互会社 1002.20%
ソニー生命保険株式会社 2900.10%
損保ジャパンひまわり生命保険株式会社 2300.90%
第一生命保険株式会社 983.90%
大同生命保険株式会社 1237.20%
太陽生命保険株式会社 1229.70%
日本生命保険相互会社 966.20%
富国生命保険相互会社 1088.30%
三井生命保険株式会社 704.80%
三井住友海上きらめき生命保険株式会社 2127.00%
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 1026.40%
メットライフアリコ 1462.50%
ライフネット生命保険株式会社 3423.00%

関連用語>>格付け

Q.保険会社が信頼できるかどうか良く分からないので迷っています。

A.格付け会社の格付けを参考にしてみてはいかがでしょうか?

スタンダード&プアーズ(S&P)社やムーディーズといった機関が専門的な調査に基づいて、各保険会社の「財務力」や「保険金支払能力」を分かりやすく指標として示してくれています。

専門的な知識がなくてもAAとかBB-とかランクを見れば分かりやすいですね。

例えばS&P社のHPから「事業法人・金融法人・公的部門格付け  : 保険会社 」というカテゴリがあるのでそちらをご覧いただければ、具体的に保険会社ごとの格付けが公表されています。下記にいくつか紹介しますが分かりやすいですね。AAA トリプルエー が一番信用できるのですが、少なくともBBB以上である会社をおすすめします。

会社名 S&P格付け
アメリカンファミリー生命保険会社 AA- ネガティブ
AIGエジソン生命保険株式会社 A ポジティブ
オリックス生命保険株式会社 A- 安定的
住友生命保険相互会社 A- 安定的
ソニー生命保険株式会社 AA- ネガティブ
損保ジャパンひまわり生命保険株式会社 AA- ネガティブ
第一生命保険株式会社 A ネガティブ
大同生命保険株式会社 A- 安定的
太陽生命保険株式会社 A- 安定的
日本生命保険相互会社 AA- ネガティブ
富国生命保険相互会社 A- 安定的
三井生命保険株式会社 BBB- 安定的
三井住友海上きらめき生命保険株式会社 AA- ネガティブ
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 AA- ネガティブ
明治安田生命保険相互会社 A 安定的


関連用語>>ソルベンシーマージン比率(支払余力の比率)

Q.学資保険以外で教育資金を調達する方法はありますか?

A.日本政策金融公庫(旧・国民生活金融公庫)による国の教育ローンがありますよ♪

1.教育一般貸付

 1人あたり300万円以内で最長15年の固定金利。年収制限があります。

2.年金教育貸付(現在休止中です)

 1人あたり200万円以内で最長10年の固定金利。年収制限がやはりあります。

3.郵貯貸付

 1人あたり200万円以内で最長10年の固定金利。年収制限はありません!

 

ホームページはこちら>>日本政策金融公庫 

 

その他にもいわゆる奨学金と言われている日本学生支援機構の奨学金制度。

独立行政法人 雇用・能力開発機構の財形教育融資などもあります。

Q.学資保険は絶対に入らなくてはいけないのでしょうか?

A.必ずしも入る必要はないと思います

しかし、子供が生まれたら将来必要になる教育資金を考えて準備しておく必要があります。

具体的な金額はこちらで確認してみてください。>>将来必要な教育費について

 

サラリーマンや安定した収入がある方であれば、そのとき必要な学費はそのときの家計のやりくりでなんとかすることができたりもすると思いますが、大学の学費は高校までに比べるとまとまったお金が必要になるので、子供が大学入学する頃をターゲットに、どれくらいの貯金が必要か考えた上で学資保険を検討されてはいかがでしょうか?

銀行の貯金でためる方もいます。

公社債・外貨預金・株・REITなどの金融商品で運用していく方もいます。

分散運用するための選択肢の一つとして学資保険を契約される方もいます。

ご家族でいろいろと検討してみてください。

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